繋がれた犬 と こころの鎖

犬

少し、悲しい話にもなります。長くもなります。

 

私の家では、昔犬を飼っていました。

祖父が貰ってきた雑種犬で、

名前は「タロ」と言いました。

 

面倒は祖父が見ており、

私はあまり可愛がった記憶がありません。

というのも、祖父が高齢になってから貰ってきたので

ずっと繋ぎっぱなし、トイレの世話も放置・・。

(たまに母がしていたようです。)

 

ライヴ通いに明け暮れていた私は、

気づいていたのですが、何もしませんでした。

(今となっては反省すべきことです。)

 

そのような状況で、

タロは皮膚炎も患っていたのにも関わらず

病院にも連れて行ってもらえないどころか、

散歩に行ったことも数十回しかなかったでしょう。

 

そんなタロは、一生懸命生きていました。

繋がれたままで、どこにも行けなくても

毛が抜け落ちて哀れな姿になっても・・。

祖父が、ご飯を持ってくるのを楽しみにしていました。

それをニコニコと祖父はみていました。

 

そうこうしている間に、私は高校を卒業し家を出て

実家に寄り付かなくなりました。

何年かして、持病の手術の準備をしに実家に帰った時、

タロが居ないのに気がつきました。

 

家の庭には、祖父が手作りした

犬小屋がポツン・・・。

そこには、まだ、タロを繋いでいた鎖がありました。

いえ、ずっと置いてあったのかもしれません。

 

杭に、固くグルグルに巻かれた銀の鎖。

グルグルだから、行動範囲は半径1mほど。

そんな狭い世界で、生きていたタロ。

 

それでも、誰にでも嬉しそうに尻尾を振って・・。

結構大きな犬だったので、

祖父の無理だった散歩にもっと、連れて行けば良かった。

病院に連れて行く様に、祖父に進言すればよかった。

犬は、して欲しいことを口では言えないのですから・・。

 

後悔先に立たずです。

 

あなたのこころの鎖は、

グルグル巻きにはなっていませんか?

狭い世界で、身動きが取れなくなっていませんか?

 

その鎖を解いてくれる人はおられますか?

また、気付いて貰えることはできますか?

 

あなたは、犬ではなく人間です。

身動きが取れなくなり、こころの鎖が絡まった時

誰かに相談して見られませんか?

 

最後まで読んで下さりありがとうございました。

いつでもあなたのお心の傍に・・

内山深賀
内山深賀くれたけ心理相談室(さぬき支部)心理カウンセラー
香川県さぬき市近郊を中心に、対面カウンセリングを承っております。

内山深賀のプロフィールはこちらです。

いつでも笑顔でいられますように・・。

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